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今年も鋼橋塗装の検定に検定員として行ってきました。

鉄で出来た橋や高速道路、歩道橋等を塗り替える際に塗膜の厚みを測る
物として、膜厚測定器という物があるのですが、それを利用して
実際にどれだけの厚さで塗られているかを測定します。

機械の先端に電気を流して、その抵抗で塗膜圧が測れるものですが、
なかなかデリケートなもので、慎重に測らないとすぐに数値がぶれてしまいます。

鉄を守るために塗膜の厚さは需要なので、こんな試験もあります。

塗料は薄く塗っても、厚く塗っても一回塗は一回塗です。
何でもたっぷり塗れば良いというものではありませんが、
しっかり塗ることはものすごく大事です。

一年ほど前に工務店様からの依頼で塗り替えさせて頂いた
お家の壁がひび割れたとの事で、確認に行きました。

外壁と塀が一体になっている所の下地がモルタルとブロック塀の
境界部分で縦にひび割れが入っていました。

塗料は微弾性なのですが、塗膜でカバー出来ないほど
下地が大きく動いているようで、ひび割れにシーリング充填の上
補修塗りをしました。

塗膜の伸縮では構造下地の割れまでは、カバー出来ない場合も有りますが、
補修等の対応は誠意を持ってさせて頂きます。

何と言っても、塗り替えは塗った後が大切ですから。

京都市内の小学校ですが、子供が減ってきて廃校になった為、
地域の集会所に使えるように、その教室を塗り替えさせて頂きました。

元は職員室だったようで、広い部屋に以前の名残の名前の張り紙や
ポスターもあったのですが、全て撤去して塗装しました。

蜑揩ｪれかけた天井や壁はきれいになりましたが、誰もいない学校は
何となく物悲しいというか、さびしい気持ちになりました。

以前は子供の声でにぎやかだったと思いますが、塗り替えてきれいになった教室で、
これからは地域の人の集まる場所として、有効に使って頂きたいと思います。

運送会社の営業所が新しい所に移られる事になったので
表の看板工事の依頼があり、取り付けてきました。

外壁に直接アルミの複合板で作った看板を取り付けます
塗装だけではなく、こんな工事も引き受けています。

見積りに行った役所の中の天井です。

しっくいの上に普通の塗料を、下塗りもせずに塗ったようで
至る所で花が咲いています。 （塗装用語でひどくはがれている事）

こうなってしまっては、全ての塗膜を剥がすしか方法がありません。
ただ剥がすのは塗ることの何倍もの手間と時間がかかり、当然費用もアップしてきます。
特にこの天井は飾り模様になっているので、とても手間がかかります。

塗装をしていて一番怖いのは、剥離（はくり）なので、今回いくら手間がかかっても
しっかり落として、最近良く使われている、塗装できるしっくいの塗料を使う予定です。

年が明けてから、弊社に新しいスタッフが増えました。

新人の若い人と、以前知り合いの塗装店で働いていた職人さんです。
新人は募集して来てくれたのですが、経験のあるスタッフは以前働いていた塗装屋さんが
廃業のため、うちに来てくれる事になりました。

又スタッフ紹介の所に書きますが、みんな真面目で、今後伸びて行ってくれそうな
期待の出来る人ばかりです。

期待大でこれからしっかり教育していきます。

€€€

冬場のこの時期になると、気温が下がって冷たくなった部分に
結露が発生しやすくなります。
屋根や鉄骨はもちろん外壁や壁の中まで発生します。

左は塗装した鉄骨が結露をして、下に置いてある車に汚れた水が
かかるのでその対策を相談してきました。

右は屋根のトタンですが、朝には必ず結露がびっしり発生して
全て拭き取って乾燥させてからでないと、塗装が出来ません。

建物にはなかなか厄介な結露ですが、その発生を防ぐような
良い塗料がありますので、そんな事でも聞いてみてください。

滋賀県で住宅の屋根の塗り替え中です。

一見陶器の瓦のようですが、よく出来たセメント系の瓦です。
表面が塗装の仕上げなので、部分的にはがれて来ていましたので
遮熱の塗料を塗り替えていて、現在は中塗りの状態です。

屋根も良く見ないとセメント系、金属系、陶器系、モニエル系
アスファルト系など、さまざまな素材があるので、下地にあわせた
塗装仕様で塗り替えます。

屋根は夏の暑さと冬の寒さと、雨風など気象条件が特に厳しいので
適切な塗料選択が必要です。

マンションの内部の塗り替え現場です。

普通はコンクリートの床に天井を張ってから仕上げるのですが、
少し凝ったデザインマンションに改装するために、コンクリートの
むき出しにそのまま塗装をかけていきます。

以前はそのまま仕上げる事を考えて、工事していないので
コンクリートの凹凸や鉄筋がそのまま出ています。

その出っ張った鉄筋をサンダーでカットするのですが
コンクリートにサンダーの歯が当たると、跳ね返ってくるので
しっかり持ってないと大怪我になります。

又火花も飛び散るので、保護メガネをしての作業です。
心配してましたが、何とか安全に終わりました。

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滋賀県の住宅の屋根です。

塗り替えの前には高圧洗浄するのですが、
思っていた以上に、表面の塗料が剥がれ落ちて
下地がほとんど出てしまう状態になりました。

どこのお家でも、やはり十年以上たつと予想していない
状態まで傷んでいる事がよくあります。

十年一昔とは言いますが、外壁や屋根はずっと雨風や夏の日差しに
さらされているのですから、それだけ傷んでも当然かもわかりません。

自分の体と同様に、家の事も少し気にかけてやってみて下さい。