
現在塗り替え中の屋根の状況です。
高圧洗浄をした後ですが、笠木の横に売ってあるステンレスの釘が
抜けかかっています。
これは塗り替えに行くと良くある状態で、笠木の鉄板の下の木材が
乾燥でやせて釘が抜けそうになる事があります。
その際は位置を変えて打ち直すか、長い釘に取り替えるなどの処置をします。
他に気になったのが、屋根を固定するために開いている穴がそのままになっている事です。
もちろん屋根材の下には二重に防水のシートが張られているのが標準なので、
すぐに雨漏りはしなかったと思うのですが、やはり穴は無い方が良いに決まっているので
穴にシーリングをして埋めるか、下に鉄板を差し込むなどして雨が入らないように処理します。
塗り替えは適材適所の対応が必要です。
滋賀の住宅の現地調査に行ってきたのですが、
以前住まれていた方が、何年か前に塗装されているような
塗膜状態でした。
外壁はまだ若干光沢はあるのですが、雨戸が左右2色になっていました。
推測すると雨戸だけ耐候性の弱い塗料を塗装して、あまり雨戸を閉めなかったので
表になった方の雨戸だけが退色して、一部剥がれてきているようでした。
又屋根は一見、いぶし瓦のように見えるのですが、細部を良く見ると
セメント系の成型瓦で、表面の塗料が剥がれてそこにコケが生えていました。
見積りのご依頼で、「家を見ずに値段だけが知りたい」と言われる方がたまに
居られますが、一軒一軒しっかり現地の状況を確認して、適切な工法でお見積り
していますので、塗り替えは内容を見せて頂いてからのお話しとしています。
もちろん施工できるエリアであれば、見積りは無料で伺います。
なんせ塗装屋は「家の治療をするお医者さん」ですから、患者さんを
知らずに治療は出来ません。
先日塗り替えをさせて頂いた所の最終点検で
ある現象に気が付きました。
物干しのアルミ材を、養生のフィルムでカバーしていたのですが、
一部のところで薄い影のような型が出てしまいました。
以前販売店やメーカーに聞いた話では、自動車のカバーシートを炎天下に掛けると
表面の焼付け塗膜と熱で馴染んでしまい、表面が型のように焼けて
取れなくなると言う現象が起こるのは聞いていたのですが、
アルミ材に同じような現象になったのは今回初めてです。
それになぜか日の当たらない裏側にも出来ているので
焼けとも確定できないので、現在調査中です。
施主様には表面的な状態である事を説明して、部材を表面処理して
上から塗装させてもらいました。
永年、塗装工事していても、まだまだ奥が深いです。
まだまだ勉強と経験 積んでいきます。
先日組合青年部で朽木にキャンプに行って来ました。
日帰りでしたが、おいしいものを食べては、近くの川で何度も魚や蟹、
カエル等を取りに行ったりして、子供と楽しんできました。
お腹いっぱいになって片付けをしに行くと、洗い場がものすごく綺麗なんです。
普通キャンプ場の洗い場は食べ物のゴミや炭、油などで汚れている所が多い
のですが、びっくりする位きれいで、洗い物をするのに気が引けるぐらいでした。
そこの管理のおばさんが絶えずきれいにされているのですが、聞いてみると
「全然そんなことないよ」と謙遜され、きれいにすることが自然体で当たり前のような
雰囲気で話されるので、感心してしまいました。
<きれいが自然で当たり前> 自分の塗装の仕事にも大いに参考にしたいと思います。
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