セラミックと呼ばれた塗料のその後
一時訪問販売の業者さんが「セラミック塗料」と言う営業トークで
半永久に耐久性がある塗料として石調の吹付塗料を売っていた事があります。
その「セラミック」と言う響きで、良い物だと信じて契約された方は
少なくないと思います。
今回はその塗料の塗り替えですが、表面の透明のクリヤー層が浮いて
花が咲いたように塗膜が下から剥がれてきています。
弱いところは爪で掻いただけで、落ちてきます。
日の当たらない所や、雨の掛からない所は比較的良いのですが、
そうでない所は、全面にサンダーをかけて弱ったところを落としています。
透明の保護膜が効かなくなると、一気に弱っていくような状態を見て
新しい塗料も十分確認して使っていく必要性を、改めて感じます。
5年後、10年後 又その先を見据えていくのが本当の建物の塗り替え
メンテナンスなのだと再認識しています。
2013/06/11カテゴリ:
塗り替え