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塗料の3つの役割である「保護」「美観」「機能性」
塗料には大切な役割があります。それは、「保護」「美観」「機能性」の3つです。
また、塗装する部位によっても、使用する塗料は様々です。
ここでは、仕上用塗料のおもな性能をご紹介します。
素材の表面を塗膜で保護し、腐食や錆びなどから守り、素材の劣化を防ぎます。
素材の色や光沢、質感を変化させ、見る人にさまざまな印象を与え、その空間を演出します。
上記以外に、塗膜にいろいろな付加価値を持たせた塗料が開発されています。
(防水性、弾力性、低汚染性、断熱性、防カビ防藻、抗菌性、化学物質吸着分解性、消臭性、調湿性、落書防止性など)
塗料の性能
建物に使われる塗料には、その成分により用途や耐久性が変わります。
塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「希釈材」から出来ています。
顔料 | 塗料の色を決める着色顔料や錆から守る防錆顔料などがある |
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樹脂 | 顔料同士をつなぎ合わせて固まる塗料の固形成分 |
添加剤 | 塗りやすさや機能を持たせる為に含まれる物 |
希釈材 | 乾燥すると蒸発する部分(水やシンナーなど) |
塗料の耐久性は、その塗料に含まれる樹脂で変わるのですが、一般的に言われている、耐久性のランクとして
アクリル樹脂<ウレタン樹脂<シリコン樹脂<フッ素樹脂の順番ですが厳密に言えばもっと奥深いものです。
下記の表は 外壁や屋根に使用されている 仕上げの塗料の耐候性の試験結果です。
塗料を塗った板を、機械の中で水や太陽光に近いランプを交互にあてて、塗膜を強制的に傷めて、その塗膜の光沢がどれだけ無くなったかを測ります。
約200~250時間で1年間屋外にある状態と同等程度となります。
たとえば同じウレタンと言う塗料でも、水性、弱溶剤、強溶剤などの希釈材が変わったり、すぐ使える1液タイプ、混合して使う2液タイプなどさまざまな種類が有り、全て耐久性(もちろん値段)が違います。
又塗料メーカー同士が、同じランクとしている商品も、実際塗装すると耐久性に差が出る場合があります。
なので全てではありませんが、当社で使う塗料は、いろいろな塗料を、実際に弊社屋上にて暴露試験をして、安心してお勧めできる物を選定しています。
同じように書いてあっても、値段の安い塗料は、探せばいくらでもあります。
ただ大切な家を塗り替える事は、一生のうち何度も出来るものではありません。
わずかな塗料の値段の違いよりも、実際に塗ってどれだけ建物の維持が出来るかを考えて塗料選択するようにしています。
弊社のお薦め塗料
遮熱性
太陽光の赤外線を反射して、屋根などから建物の内部に入る日差しを和らげ夏の暑さを抑える塗料です。
断熱性
中空の素材(セラミックや発泡材)を塗料に混入して、夏や冬の外部気温の温度差を伝えにくくして、室温の変化を緩和できる塗料があります。
又その作用によって、結露防止や防音などの効果も期待できます。
超耐候性
光沢が長持ちして長期耐久性のある塗料
低汚染
排気ガスやほこりなどの汚れが付きにくく、また汚れを落ちやすくしてある塗料です。
汚染分解除去
光触媒の作用で汚れが分解して、雨で自然に汚れが落ちる塗料
弾性(防水性)
塗膜が伸び縮みして、建物の雨漏りやひび割れを防ぐ塗料
防カビ・防藻・抗菌
カビや菌、藻などが発生しにくくて、清潔を保つ塗料
イメージチェンジ
南欧の建物のような、落ち着きや動きなどのいろんな壁をイメージし、表現出来る、創造型外壁仕上材
デザインアップ
下地に負担をかけずに、外壁に張れる超軽量のタイル
憧れのタイル張りの外壁にチェンジして見ませんか
ワンポイントアクセントにも最適です。
弊社ではさまざまな塗料の中から建物の構造や用途、要望や予算をお聞きして、最適な工法を薦めていきます。
弊社ではさまざまな塗料の中から建物の構造や用途、要望や予算をお聞きして、
最適な工法を薦めていきます。