塗り替え料金紹介

塗り替え工事の価格・料金をご紹介致します

これらは、弊社で施工した参考の価格になります。

価格について

塗装やリフォームをする際に、一番気になるのは値段ではないか?と思います。
そこで一般的な住宅の塗り替えのケースで考えてみたいと思います。

一般的な住宅価格の目安

  • 壁面積と付帯物が少ない場合
    50万円前後~
  • 壁面積が多く、高耐久の塗料を使った場合
    100万円前後~

※上記の目安は一例です。

工事にかかる費用の内訳

工事においてかかる費用には、どのようなものがあるのか内訳を下記にてご紹介いたします。

足場・シート 安全に作業をするための足場と、周囲に塗料が飛び散らないためのシート。
下地補修 高圧洗浄、ひび割れコーキング、浮き部撤去モルタル、パターン補修(※仕上がりに大きく影響)。
外壁塗装 素材に適した塗料をメーカー仕様(通常3回塗)により塗り上げる。
屋根仕上 屋根用の塗料にてメーカー仕様(通常3回塗)により塗り上げる。(外壁より条件が厳しいので、特に入念に)
木部・鉄部・天井 屋根用の塗料にてメーカー仕様(通常3回塗)により塗り上げる。(外壁より条件が厳しいので、特に入念に)軒天、破風、ベランダ、庇、雨戸、樋、面格子、塀、門扉 などの付帯物。
その他 波板張り替え、ベランダスノコ板取替え、屋上防水。
経費 廃材処分、交通費、一般管理費、現場経費など。

~ コストダウンによる弊害 ~

とにかく安いのが良いからと値段を下げていくと、工事の質が低下してしまいます。

誰しも、同じものなら少しでも費用を抑えたいという気持ちは当然でしょう。
ただ、昨今騒がれている悪徳リフォームや耐震強度不足のマンションなどは、元をたどれば当たり前のことを当たり前にせずに、消費者のことより自分たちの利得に走った結果ではないでしょうか。工事は完成品を買うのではないため、とにかく安いのが良いからと言って値段を下げていくと、必然的に工事の質が低下してしまいます。

弊害その1作業にかかる手間を減らす

作業によりますが、塗装工事の金額は人件費(手間賃)が多くを占めています。その部分を少なくしたら、それに応じて金額が下がっていきます。
今現在、安い商品が出回っているのは、人件費の安い国などで生産し、運んできているからですが、建物の場合は動かしたりできないため、そういうわけにはいきません。
また、アルバイトのような人に来てもらい工事してもらうと、仕事の質が低下してしまうことがありますので、安くするには工事にかかる総人数を減らさなければなりません。
その結果、業者は下地や目に見えない部分で手間を減らして、早く終わらせてしまうのです。

弊害その2作業に使う材料を安いものにする

工事に入る前にはAランクのものを使うといっておいて、実際の工事にはBやCランクの材料を使うといったことです。
これは、もちろん詐欺行為にあたるのですが、実際、全くないとはいえない世の中です。
塗料の場合なら、うすめて塗ったり、塗る回数を減らす、などが同じ事で、当然耐久性が下がります。
また、逆に必要がないものを取り付けたり、まだ修繕が必要ない状態なのに、無理矢理不安をあおって工事を進める、詐欺まがいの業者がいまだになくなっていません。

弊害その3必要な措置をせずに工事をする

昔から段取り八分といって、なんでも事前の準備と後片付けが一番大切だといわれてきました。
たとえば塗り替えの場合ならばまず近隣の挨拶から始まり、工事車両やトイレの配置、周囲のシート養生、電線の防護管、道路を使う時の使用許可など、いろいろな準備が必要です。
近隣や第三者に迷惑がかからないよう工事の賠償保険にも入ったり、万が一、作業者が怪我をしたりした場合の労災保険なども、肝心なところです。
もちろん後片付けも当然で、塗るだけではなく、周りもきれいにして帰るのが勤めだと思っています。
こういったことを省けば、当然費用が減っていきます。

お客様へのアドバイス

少しでも費用を抑えたいという気持ちは当然だと思いますが、見積もりからの値引きがあまりにも大きい場合や、足場無料サービスなどは、内容に不明な点が多いので注意が必要です。
良い物を利口に買うのはいいのですが、そうでない物を安く買っても何の得にもなりません。良い塗装工事は、良い職人さんがしっかり手間をかけて仕上げるものだと思います。

値段だけではなく内容も考え、十分注意して業者と交渉されると良いでしょう。
業者の方に、「どのように施工するの?」「どの塗料を使うの?」など、くわしく尋ねてみるのがいいかもしれませんね!